
vol.1音をさがす旅では曲ができるまでを紹介しましたがまだまだ道半ば。
メンバーと相談したり、スタジオで何度もあわせて作り込んでいきます。
パンづくりでいうとどんなパンを作るか
試作をしたりアイデアを考えるといったところでしょうか。
Copyright © 2015 tabidori all rights reserved

煮詰めた音を録音します。
どんな機材を使っていかにきれいに音を捕まえるのかで
後々に大きく影響してしまいます。
kleeの2ndアルバムでは京都のスタジオフレイバーという
スタジオにお任せして音を録ってもらいました。
パンでいうと必要な小麦粉や砂糖を最良の状態で揃える
といったところでしょうか。
良い素材でつくるパンはそれだけでおいしそうです。







音を納得いくように録れたところでその音たちを混ぜていきます。
これをミキシングといいます。
音の奥行きや左右の聞こえ方など
曲全体の方向性を決めるすごく重要な工程なのです。
パンでいうと揃えた素材をパンにするために生地にしたり具を混ぜたり
パンの出来を左右するポイントではないでしょうか。



1曲ずつできたら次は1枚の作品として
仕上げるために各曲を集めてまとめる工程です。
これをマスタリングといいます
曲順 曲と曲のつなげ方 音量調整
作品として送り出す前の最終工程です。
パンでいうと焼きあがったパンに最後の仕上げとして
卵で照りだしをしたり打ち粉をまぶしたりして
見た目を整えるといったとこでしょう。

1st音源も作成中の2nd音源も
レコーディング~マスタリングはプロの方にお任せして
一緒に作り上げています。
最近ではソフトウェアの進化でこれらをすべて
セルフでかつかっこいい音源をつくる
バンドさんもたくさんいます。


出来上がった音源のイメージに合う
ジャケットや歌詞カードで作品としてまとめていきます。
作品の名前 紙の質感 歌詞カードのフォント
聞いてもらうためにイメージを伝える大切な役割です。
パンを包む包装紙や名前をつける工程といったところでしょうか。
こうした工程を経て音源が完成していきます。
音源はCDとしてパッケージングされることもあれば配信やダウンロードなど
より多くの人に聞いてもらえることを願って送りだしていきます。
みなさんの好きなアーティストの歌詞カードにも
recorded by
mixed by
mastered by
art direction by
といった表記でいろいろな方が手掛けた軌跡が記されているので
チェックしながら聞いてみてください。
手掛ける人の味付けをしることでまた
音楽の聴き方が変わるかもしれません。
秋にリリースするkleeの2ndアルバムでもぜひ注目してもらえるとうれしいです。


kleeはまずデモ曲をつくって
ボーカルyumiに
歌を吹き込んでもらいます。
でも触れられていますが、
PCでデータをやりとりしながら音を
加えたり変えたりして曲を詰めていきます。
ある程度できた段階でスタジオで実際に
音合わせて確認していきます。





