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絵を描くのに必要なこと
それは見ること。
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ルワンダのヴォルカン国立公園で観た野生のマウンテンゴリラ。
火山で出来た山の中にひっそりと住むゴリラたち。
湿った草の上で、寝転んでいたり草を食べていたり遠くを見ていたり...。その中で森の匂いを嗅ぎながらゴリラを観ていました。

動物たちは止まってくれません。
見続けていると、自分が好きな瞬間がくるので
その瞬間にペンを走らせます。
この時に気にして欲しいポイントが1つあります。
全身を描く。
動いている動物の全身を描くことは簡単ではありません。
最初は、顔だけや足、耳やシッポなど一部を描きます。
馴れてきたら全身を描くことを意識して描いていきます。
*
この時に描いた線を消しゴムで消すことはありません。
無駄な線は無いのです。

ケニア、ツァボウェスト国立公園で観た
赤いアフリカゾウの群れ。
動物には必ず特徴があります。
それを自分なりに探して絵にすることが
難しくもあり、楽しくもあるのです。

野生動物が観たい。
ただそれだけの理由でケニアとルワンダに行きました。
動物園だけでは感じれない体験が沢山あっていまでも、
その体験は大きな財産として心に残っています。
最後は何も見ないで、ゾウやキリン、風景なども自分の記憶だけで
描けるようになるのが僕の一生の課題だと思っています。
そのために毎日1枚、描くことを続けてます。
(ウソです。たまにさぼってます。)
drawing:ink,pen






丸ペン
細い線から太い線が描ける丸ペン。
動物の骨と筋肉を意識して
柔らかそうな所は優しく
固そうな所は力強く描く。
常に持ち歩く画材のひとつです。







アフリカゾウ
住んでいる環境によって
肌の色も性格も違うのです。



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