top of page

絵を描くのに必要なこと

それは見ること。

Copyright © 2015 tabidori all rights reserved

ルワンダのヴォルカン国立公園で観た野生のマウンテンゴリラ。

火山で出来た山の中にひっそりと住むゴリラたち。

湿った草の上で、寝転んでいたり草を食べていたり遠くを見ていたり...。その中で森の匂いを嗅ぎながらゴリラを観ていました。

動物たちは止まってくれません。

見続けていると、自分が好きな瞬間がくるので

その瞬間にペンを走らせます。

 

この時に気にして欲しいポイントが1つあります。

 

全身を描く。

動いている動物の全身を描くことは簡単ではありません。

最初は、顔だけや足、耳やシッポなど一部を描きます。

馴れてきたら全身を描くことを意識して描いていきます。

*

この時に描いた線を消しゴムで消すことはありません。

無駄な線は無いのです。

ケニア、ツァボウェスト国立公園で観た

赤いアフリカゾウの群れ。

 

動物には必ず特徴があります。

それを自分なりに探して絵にすることが

難しくもあり、楽しくもあるのです。

野生動物が観たい。

ただそれだけの理由でケニアとルワンダに行きました。

動物園だけでは感じれない体験が沢山あっていまでも、

その体験は大きな財産として心に残っています。

 

最後は何も見ないで、ゾウやキリン、風景なども自分の記憶だけで

描けるようになるのが僕の一生の課題だと思っています。

 

そのために毎日1枚、描くことを続けてます。

(ウソです。たまにさぼってます。)

 

 

drawing:ink,pen

丸ペン

細い線から太い線が描ける丸ペン。

動物の骨と筋肉を意識して

 

柔らかそうな所は優しく

固そうな所は力強く描く。

 

常に持ち歩く画材のひとつです。

アフリカゾウ

住んでいる環境によって

肌の色も性格も違うのです。

bottom of page