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僕が営むお店には、年代物の家具がたくさんあります。

それらの雰囲気に負けないヴィンテージ感、

木で出せないものだろうか・・・と思い、今回チャレンジ致します。

革でできたから、木でもいけるだろう。

自信はちょっとだけあります。笑。

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なるべくお金をかけずに、どれだけ格好良くできるか!

という精神で選んだのは、ダンボール箱単位で販売している端材。

計算したら、なんと1枚15円!

四つ角や辺のカクカクした感じを、丸みのある優しい感じにしたい。

まるで、板の上に何かを落としたような風合いをつけたい。

ちょっとしたひっかき傷で、リアリティを出したい。

 

全部、トンカチ一本。

トンカチ

今や100均でも手に入ってしまうトンカチ。

コスパ最高です。

カッターで傷を入れると、後々グッとダメージ感が強まります。

やり過ぎ厳禁・・・なんてことはなく、好きなだけどうぞ。

今回は、控えめで。

カッター

今や100均・・・以下略。

次は色をつけていきます。

油性の木材用塗料で着色です。モノが大きい時は刷毛も使いますが、

今回はTシャツの切れ端で。

手に付くとなかなか落ちません、ビニール手袋は必須!

しっかりビニール手袋をして、袖口を輪ゴムで留めて、慎重に慎重に。

それでも終わった後には、塗料が手に付いているんです。不思議ですねぇ。

9割完成。

これを塗り込むことで、色の深みと美しいツヤが出ます。

ワックスを塗って磨くのが、僕の一番好きな工程です・・・。

ブライワックス

値段が高いです。でも、もう手放せません。

ブライワックスを塗り込み、しっかり磨いて完成です!

塗料が木目をくっきりと浮き立たせます。

トンカチとカッターでつけた傷にワックスが入り、良い感じの陰影が出ました。

 

と、いうわけで、今日は仕事終わりにお店で一杯・・・

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